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機能検査機器

心電図検査機器

役割・用途

  • 心臓のリズム(不整脈など)や筋肉の状態を確認

  • 心筋の血流不足や肥厚の診断

概要

心電図検査機器は、心臓の電気的活動を12種類の向きから測定し、波形を記録・解析する装置です。過去のデータをさかのぼれる履歴機能やバックアップ機能を備え、近年の更新によりさらに機能が充実しました。測定された心電図は自動解析され、瞬時に結果が確認できます。

特徴・利点

  • 不整脈の診断に加え、動脈硬化や下肢動脈の狭窄評価が可能

  • 腕と足首の血圧を比較し脚の血管の狭窄状態を把握し、間欠性跛行の早期診断に活用

  • 小型設計で診療所にも適したタイプ

心電図検査機器

電子式診断用スパイロメータ

役割・用途

  • 肺機能評価

  • 管支喘息・COPDの診断

  • 努力肺活量(FVC)測定

  • 1秒量(FEV1)測定

  • PEF(ピークフロー)測定

  • 呼吸器の健康状態モニタリング

概要

電子式診断用スパイロメータ

スパイロメーターは、肺機能を測定するための医療機器です。主に、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の診断に使用されます。気管支喘息では、1秒量(FEV1)と努力肺活量(FVC)を測定し、肺の状態を評価します。PEF(ピークフロー)は、最大努力で呼吸した際の空気の流速を示し、喘息の自己管理にも活用されます。

特徴・利点

  • 気管支喘息やCOPDを診断するための基準となる測定値(FEV1、FVC、PEF)を提供

  • 喘息の症状悪化を早期に発見し、治療を迅速に調整するための自己管理ツールとして活用

  • 肺年齢の計測や呼気の通りやすさの確認が可能で、健康状態のチェックに利用

  • 短時間で測定が完了し、患者様への負担が少なく頻繁な使用が可能

ホルター心電計

役割・用途

  • 不整脈、胸痛、動悸の原因調査

  • 24時間の心拍数と心電図波形の記録

  • 徐脈や頻脈、狭心症の診断

  • ペースメーカー適用の判断

  • 薬効の効果確認

概要

ホルター心電計は、24時間にわたり心電図を記録し続ける小型の装置です。通常の心電図検査は短時間のため、一過性の異常を見逃すことがありますが、ホルター心電計は日常生活中における心臓の異常を継続的に記録し、突発的な不整脈や動悸、胸痛の原因を詳細に特定することができます。

ホルター心電計

特徴・利点

  • 24時間心電図を記録し、一日の中での異常を検出

  • 記録データを後日解析することで高精度な異常検出が可能

  • 不整脈、狭心症、徐脈、頻脈などを早期に発見

  • 非侵襲的で、生活に支障を与えない検査方法

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